桜をテーマに据えた春の恒例企画として親しまれてきた「桜満載 ― Merry Cherry Blossom ―」展が、今年も「ギャルリーためなが京都」で開催。今回で第4回を迎える本展では、智内兄助や吉川民仁といった実力派に加え、新進気鋭の若手作家まで総勢15人が参加し、約40点の作品が並ぶ。本展のための新作も含め、色とりどりの表現が画廊空間を彩る。
智内は、和紙にアクリルという独自の技法で「もののあわれ」を桜に託して描き、吉川は花筏(はないかだ)の情景を抽象化し色彩の層で春の時間の流れを表す。また、奔放な色彩で舞い散る桜のエネルギーを表現する木下友梨香、実在するかのような桜の枝の気配を緻密に描き出す山本大也など、それぞれの作家が思い思いのアプローチで春の情景を提示する。
彼らの視点を通して、多彩な桜の姿に出合えるのが本展の魅力だ。芸術として昇華された桜が、新たな春の楽しみをもたらすだろう。
※10〜18時/入場は無料






