

実業家であると同時に、文化・芸術の世界で名を馳せた数寄者の小林一三(1873〜1957年)の雅号「逸翁」を冠し、1957年に開館した「逸翁美術館」。逸翁が収集した美術工芸品約5500点を所蔵している。
逸翁は、20代から美術品の収集を始め、その審美眼は茶の道に入ることでさらに磨かれた。関心の幅も広く、同館のコレクションは古筆、古経、絵巻、中近世の絵画、日本・中国・朝鮮・オリエント・西洋を含む陶磁器、日本・中国の漆芸品にまで及ぶ。
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