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20世紀半ばまで北海道・樺太・千島列島を主な生活圏としていた、日本の先住民族であるアイヌ民族。樹木や動物の骨・角・毛皮、魚皮、貝など、身近な自然素材を用いて生活用具や儀礼具を制作し、さらに周辺民族から布や糸、金属、ガラス玉などを取り入れ、服飾や木工芸に彩り豊かな文様と装飾を施してきた。
「京都文化博物館」で開催の「アイヌの美―彩りと輝き―」展は、服飾や木工芸に見る豊かな色彩感覚と美意識に注目するもの。布を組み合わせた衣服やござ、刺繍(ししゅう)を施した千島アイヌの帯、ガラス玉に古銭や鈴を連ねた樺太アイヌの首飾り、木に金属や鹿角で加飾した儀礼用太刀、儀礼用矢筒、たばこ入れ、狩猟刀「マキリ」のほか、儀礼などに使用した漆器などを紹介する。
また、釧路生まれのアイヌ文様刺繍家、チカップ美恵子(1948~2010年)の刺繍作品とともに、現在活躍中の木彫家の貝澤徹、金工家の下倉洋之、アーティストの藤戸康平の現代作品も堪能できる。
※10時〜19時30分/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は500円、学生400円、高校生以下無料
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