ARTCOURT Gallery

  • アート
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タイムアウトレビュー

2003年の開廊以来、日本の現代美術を世界に向けて発信する「ARTCOURT Gallery」。コンセプチュアルアートや日本戦後美術をリードしてきた具体の作家から、工芸を新たな領域へと拡張・深化させて独自の美意識を培う作家、今後を担う若手作家までを紹介している。

詳細

住所
大阪府大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート 1階
Osaka
アクセス
JR『桜ノ宮』駅(西口)徒歩8分/Osaka Metro谷町線・堺筋線『南森町』駅・JR『大阪天満宮』(出口1)徒歩10分
営業時間
11〜18時(土曜は17時まで)/休館日は日・月曜

開催中

福本潮子「風のなごり − 1980年代の仕事を中心に」

「ARTCOURT Gallery」で、藍染めによる作品制作を続ける福本潮子の個展が開催。半世紀近くにわたり革新的な作品を生み出してきた作家の、活動初期の1980年代に焦点を当てる。 福本は、自身の「理想の空間意識」を表現するための「青」を追い求める中で、1970年代中ごろに藍と出合った。単なる色彩ではなく、水や空気を介して繊維に浸透し、美しく映える実体としての藍の青に魅せられる。その伝統や素材への飽くなき探求は、独自の技術と世界観と結びつき、染色や工芸の枠を超えた表現を生み出している。 本展では、藍の表現が国際的に認知される契機となり、藍の表現者としての出発点ともいえるプリーツによる半立体作品『風のなごり』(1987年)を中心に構成。最初期作『潮騒』(1979年)や、絞り技法や藍のグラデーションによって自身の内に感じる宇宙の摂理を表現した『天空』『時空』シリーズ、当時の未発表作品などを交えて紹介する。 卓越した感性を藍に託し、一枚の布に秘められた奥行きを引き出してきた福本。海の深い青からたなびく大気、透き通る空、その先に広がる宇宙へ――あらゆる自然を包摂する藍表現の原点を垣間見る機会となるだろう。 ※11〜18時(土曜は17時まで)/休廊日は日・月曜・祝日/入場は無料
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