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世界文化遺産の「龍安寺」は、白砂に15個の石が浮かぶ枯山水の石庭で知られる。限られた空間に配された石は、「虎の子渡しの庭」「七五三の庭」などとも呼ばれ、大海や雲海に浮かぶ島々や高峰、「心」の字の配石、中国の「五岳」や禅の五山を象徴するともいわれる。作者や意図は今も謎に包まれ、鑑賞者の想像に委ねられている。
モノトーンの庭を囲む高さ180センチメートルの油土塀は、まるで名画のフレームのよう。塀は菜種油を混ぜた土で造られ、白砂の照り返しを防ぎ、長い年月にも耐える頑丈な造りだ。さらに石庭自体も外の地面より80センチメートルほど高く築かれ、美しさと実用性を兼ね備えた工夫が施されている。
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