桜・鯉・人物像・鹿などをモチーフに、自然の気配や生命の豊かさを描き出す現代美術家、塚本智也の個展が、「阪急うめだ本店 Contemporary Art Gallery」で開催。本展では「光の循環」をテーマに、光と影、色彩、そして生命の移ろいが絶えず巡る世界観を表現した作品を発表する。
塚本は、エアブラシによる極小のドットを幾重にも重ねることで点描のような効果を生み出し、ドリッピングと軽やかな筆致を融合させた絵画を手がける。赤・青・黄の三原色を何層にも吹き重ね、網膜上で混色させることで、図と地の境界を溶け合わせる独自の技法が特徴だ。
会場では、ドットやエアブラシによる色彩の重なりを通して、光の揺らぎや自然の中に息づく生命の流れを描き出す。鑑賞者それぞれの記憶や感覚に静かに触れ、穏やかな余韻を残すだろう。
※10〜20時(6月29日は17時まで)/入場は無料



