「大阪高島屋」で、「北欧のテキスタイルと暮らし展 ― Beauty for All」が開催。スウェーデンとフィンランドを中心に、現地から集められた約90点のテキスタイルが一堂に会する。
北欧では、バイキングの時代から厳しい冬を越えるための織物が生み出されてきた。実用のための布はやがて手工芸へと昇華し、住空間を彩るインテリアとなり、さらには芸術表現へと発展する。豊かな自然を思わせる色彩、大胆で伸びやかなパターン、そして圧倒的な手仕事の痕跡。北欧のテキスタイルには、暮らしと美意識が密接に結びついた文化の厚みが宿っている。
手工芸が大量生産の波に押される19世紀末には、スウェーデンの思想家エレン・ケイ(Ellen Kay)が著した『Beauty for All(美しさをすべての人に)』が広く読まれる。「美しいと感じるものと暮らすことが幸せをもたらす」という彼女の思想は北欧全域に浸透し、ものづくりの価値観に大きな影響を与えた。
本展では、マリメッコのビンテージ作品をはじめ、19世紀の手工芸から20世紀のアートテキスタイルまでを展観。ミッドセンチュリー期を代表するプリントテキスタイルの名作も紹介し、時代ごとに変化してきた北欧の織物表現を立体的にたどる。
※10~19時(4月13日は17時まで)/入場は閉場の30分前まで/料金は前売り1,000円、学生800円/当日1,200円、学生1,000円、中学生以下無料








