イッセイ ミヤケが手がけるメンズブランド「IM MEN」による2026年春夏コレクション「DANCING TEXTURE」の着想源となったのは、日本の陶芸家・加守田章二(1933~1983年)の作品だ。「京都国立近代美術館」で開催される「加守田章二とIM MEN」では、同コレクションを象徴するオリジナルテキスタイルによるピースに加え、同館所蔵の加守田作品を展示し、さらにゆかりの土地や人々の記憶、IM MENの制作工程を記録した映像作品も上映される。
現代日本陶芸に多大な足跡を残し、挑戦的で自由な加守田の作品群は、今なお鮮烈な存在感を放つ。それらと出合った瞬間、IM MENのデザインチームは「この陶器を衣服として着てみたい」と直感したという。
加守田作品の既存の構造から解放されたフォルムや奥行きのあるテクスチャー、手間を重ねて生み出されるディテール。土と布という異なる素材の間を往還しながら、今回の衣服表現は生まれた。
時代や文化の隔たりを超えて、強いエネルギーを内包する創作は、人の感覚を刺激し心を揺り動かす。ものづくりに携わる者とそれを愛でる人々の間に生まれる関係性と、そこから広がる無限の可能性に触れてほしい。
※10~18時(企画展開催中の金曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は430円、大学生130円、高校生以下無料






