逸翁美術館

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タイムアウトレビュー

実業家であると同時に、文化・芸術の世界で名を馳せた数寄者の小林一三(1873〜1957年)の雅号「逸翁」を冠し、1957年に開館した「逸翁美術館」。逸翁が収集した美術工芸品約5500点を所蔵している。

逸翁は、20代から美術品の収集を始め、その審美眼は茶の道に入ることでさらに磨かれた。関心の幅も広く、同館のコレクションは古筆、古経、絵巻、中近世の絵画、日本・中国・朝鮮・オリエント・西洋を含む陶磁器、日本・中国の漆芸品にまで及ぶ。

詳細

住所
大阪府池田市栄本町12-27
Osaka
アクセス
阪急宝塚本線『池田』駅 徒歩10分
営業時間
10〜17時(入館は16時30分まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)

開催中

二次元刀剣物語~浮世絵をのぞいてみたら~

池田市の「逸翁美術館」で、歌舞伎に登場するさまざまな刀剣を浮世絵で紹介する展示が開催。歌舞伎ならではの人間が持てるサイズとは思えない大太刀(おおたち)やまさかり、弁慶が背負う七つ道具からは鎌やのこぎりが登場する。 歌舞伎の定番である御家騒動をテーマにした作品では、代々伝わる御宝が行方不明になり、責任を取って主君は切腹、御家は断絶、遺された若君や家臣が身分を隠して御宝を探し求めるといったストーリーがたくさんある。その御宝を代表するのが宝刀で、波瀾(はらん)万丈なストーリーが刀剣を巡って展開している。 由緒正しき名刀から不思議な力で暴れ回る妖刀、名もなき刃まで、芝居になくてはならない刀剣の物語を読み解こう。 ※10~17時(入館は16時30分まで)/休館日は月曜(7月21日・8月11日は開館)、7月22日、8月12日/料金は700円、学生500円、中学生以下無料
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