i GALLERY OSAKA

  • アート
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タイムアウトレビュー

歴史ある「せんば心斎橋筋商店街」に位置する現代アートギャラリー「i GALLERY OSAKA(アイ ギャラリー オオサカ)」。ストリートカルチャーを源流とするアーバンアート・ロウブロウアート・ポップアート・写真など、多様な表現を紹介することを目的としている。

内装は建築デザイナーの関祐介によるもの。商店街の新築ビル内に現れた異空間として、そのコンセプトに「ストリートの経年変化や劣化の美しさ」を取り入れている。がらんとした空間に大胆な造形を加えることで、アート作品と空間が共鳴するユニークな体験を提供する。

詳細

住所
⼤阪府⼤阪市中央区南船場3-8-14 ACN ⼼斎橋Garden 1階
Osaka
アクセス
Osaka Metro御堂筋線・長堀鶴見緑地線『⼼斎橋』駅 徒歩5分
営業時間
12〜19時/休館日は火曜

開催中

Remnants

「i GALLERY OSAKA」で、ワルシャワを拠点に活動するアーティスト、リア・キムラ(Lia Kimura)による個展「Remnants」が開催される。「Remnants」とは、何かが失われた後に残る断片を意味する言葉。本展では、像が消失へと向かう過程で立ち現れる、言葉では捉えきれない存在の気配に焦点を当てる。 キムラの絵画の特徴は、人物を描くことそのものではなく、その像が不安定になっていく過程に重きを置いている点にある。画面には確かに誰かの姿が存在するが、その存在は次第に判別しがたくなり、輪郭や表情、身体性はゆるやかに揺らいでいく。そこには単なる抽象化や視覚的効果を超えた、現代における人間存在の不確かさが映し出されている。 日本とポーランドという複数の文化的背景の狭間で育ったキムラは、一つの場所や属性、定義へと還元されない感覚を、絵画という身体的なメディアを通して表現してきた。作品の中でイメージは完成へ向かうのではなく、崩れ、擦れ、留まりきれないまま変化を続ける。しかし、その不安定さは欠落としてではなく、鑑賞者の記憶や感覚を呼び起こす「余白」として機能している。 ※12〜19時/休廊日は火曜/入場は無料
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