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「豊中市立文化芸術センター」で、関西を拠点に映像作家として活動する林勇気の個展が開催。本展は、林の新作であり、豊中を舞台に「キツネを探す」という行為そのものを作品化した『unseen』を起点に、複数の映像作品が重層的に連なって展開される。
林は膨大な写真データを取り込み、切り抜きや重ね合わせでアニメーションを制作してきた。自ら撮影した写真に加え、他者から提供された写真やインタビューも素材とし、デジタルメディアやインターネットを通した現代の記憶やコミュニケーションの在り方を問い直す。近年は、他分野とのコラボレーションやワークショップにも取り組み、映像の拡張性や協働的側面を探求している。
情報伝達の手段や技術を指し、時に媒体や媒介者とも訳される「メディア」は、2つのものの間に位置し、中立でありながら双方に関わる両義的な存在である。光と影によって対象を結び、映し出す「映像」を主な技法とする本展では、映像史や写真史を参照しながら制作された作品群を通して、「中間にあるもの」、すなわちメディアの在り方が浮かび上がっていく。
2026年2月7日(土)には、『unseen』が実際に撮影されたホールにおいて、作品と同じ状況を観客が体験できる、朗読・映像・音楽によるパフォーマンス作品も上演される予定だ。
※10〜18時(入場は17時まで)/休館日は2・9日/入場は無料
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