1. アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦
    山崎つる子《作品》1964年 芦屋市立美術博物館蔵 © Estate of Tsuruko Yamazaki, courtesy of LADS Gallery, Osaka and Take Ninagawa,Tokyo
  2. アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦
    田部光子《作品》1962年 福岡市美術館蔵
  3. アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦
    榎本和子《断面(Ⅰ)》1951年 板橋区立美術館蔵
  4. アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦
    白髪富士子《作品No.1》1961年 高松市美術館蔵
  5. アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦
    毛利眞美《裸婦(B)》1957年 東京国立近代美術館蔵
  6. アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦
    多田美波《周波数37303055MC》1963年 多田美波研究所蔵 撮影:中川周
  7. アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦
    宮脇愛子《作品》1967年 撮影:中川周

アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦

  • アート
  • 兵庫県立美術館
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タイムアウトレビュー

「兵庫県立美術館」で、195060年代の日本の女性美術家による創作活動を見直す「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」が開催。2025年秋に愛知・東京を巡回した話題の展覧会が、安藤忠雄建築の空間を舞台に展開する。独自の抽象表現を切り開いた14人の作品約120点を通して、日本の戦後美術史に新たな視座を提示する展覧会だ。

戦後間もなく前衛美術の領域で注目を集めた女性美術家たちの自由な実践は、十分に評価されてきたとは言い難い。当初は抽象芸術運動「アンフォルメル」がその活動を後押ししたが、やがて「アクション・ペインティング」が台頭し、男性性と結びついた「アクション」が評価の中心となった。本展では、中嶋泉が著した『アンチ・アクション』のジェンダー研究の視点から、こうした枠組みに収まらない多様な制作行為を「アンチ・アクション」として捉え直す。

草間彌生や田中敦子の圧巻の大作に加え、赤穴桂子、多田美波、宮脇愛子らの初期作品や未発表作も紹介。さらに、「具体美術協会」の白髪富士子、山崎つる子、そして明石市出身で「ヴェネツィア・ビエンナーレ」の日本館に女性で初めて選出された江見絹子の作品も並ぶ。

展示は、身体・素材・空間といったキーワードで作品を緩やかに結ぶ構成。絵の具をスタンプのように押したものや、アイロンで焼け跡を重ねた作品、アスファルトや竹、ピンポン玉を用いた立体など、素材と手法の実験が際立つ。半世紀を経てもなお新鮮な、彼女たちの挑戦に注目してほしい。

※1018時(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(54日は開館)/料金は前売り1,400円、学生800円/当日1,600円、学生1,000円、70歳以上800円、高校生以下無料

詳細

イベントのウェブサイト
www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_2603/
住所
兵庫県立美術館
神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内
Hyogo
アクセス
JR神戸線『灘』駅(南口)徒歩約10分/阪神電車『岩屋(兵庫県立美術館前)』駅 徒歩約8分/阪急電車神戸線『王子公園』駅(西口)徒歩約20分

イベント詳細

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