Alan Schaller 写真展「TIME TO REFLECT」
Leica Gallery Kyoto ©Alan Schaller

Alan Schaller 写真展「TIME TO REFLECT」

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タイムアウトレビュー

「ライカギャラリー京都」で、現代モノクローム写真の第一人者として、国際的に高い評価を受ける写真家、アラン・シャーラー(Alan Schaller)の個展が開催。長年探求してきたテーマ「リフレクション反射」を軸に、水たまりや鏡、ガラス、ナイフなど日常の素材を通して、現実と幻想の境界を揺さぶる象徴的かつ抽象的な作品を紹介する。

作品には、光と闇のせめぎ合いを通して写真の本質を再定義しようとする意志が息づいている。闇を裂く一筋の光は単なる視覚効果ではなく、レンズが切り取る時間や空間そのものへの問いかけとして現れ、静かな思索へと誘う。こうした視点が、写真表現の新たな可能性を開いている。

また、伝統的な白と黒の構図(レクタングル)に新たな視点を差し込み、クラシックな手法へ鮮やかな革新をもたらしている点も際立つ。白と黒、光と闇といった相反する要素が共存し、静寂の中で語り合うような詩情と緊張が作品全体に宿っているのが、シャーラーの深いモノクロームの世界だ。

ありふれたモチーフが詩的な視点によって、異なる次元へと昇華される彼独自の視覚世界を堪能してほしい。

※11〜19時/定休日は月曜入場は無料

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