※閉店
有楽町交通会館の地下にあるちゃんぽんと皿うどんの専門店。
店に入るとまずレジで注文を聞かれ、渡されたプラスチックの札を持って料理が運ばれるのを待つことになる。ランチタイムともなるとひっきりになしに訪れる客を、ベテランとおぼしき女性店員達がてきぱきと案内する。人気の『ちゃんぽん』は、錦糸卵がのせられ、ちゃんぽん発祥の店と言われる四海樓を思わせるビジュアルだが、麺は一般的なちゃんぽんに使用される、断面が丸くやわらかいものではなく、しっかりとした食感の四角い断面のもの使用しており、かなり個性的。ごま油が香る具材もキャベツ、もやし、にんじん椎茸のほか、チャーシューや鶏の唐揚げなど肉もたっぷり入り、食べごたえ十分。スープは、鶏ベースでしっかりした味付けながら、かなりあっさり。長崎出身者に受け入れられるかは分からないが、通いたくなる味だ。