渡邊耕一展「Moving Plants」

  • アート, 写真
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タイムアウトレビュー

雑草「イタドリ」を写真に撮り続けている渡邊耕一(わたなべ・こういち)の個展が銀座の資生堂ギャラリーにて開催。日本各地に生息し、古来より薬草あるいは食材としても使用されてきたイタドリだが、約200年前に日本を訪れた博物学者フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトによって、園芸用アイテムとして日本からヨーロッパに持ち込まれたことをきっかけに、その土地の生態系を変えてしまうほど繁殖した。北海道の風景を撮影するなかでイタドリと出会った渡邊は、イギリスやオランダ、ポーランドなど、世界各地でその生態をリサーチしてきた。本展では、18点の写真作品を中心に、ドキュメントフィルムやリサーチに用いた貴重な資料もあわせて展示される。ダイナミックに世界中に広がる植物の強い生命力を感じるだろう。

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