横尾忠則(よこお・ただのり)の知られざる作品を紹介する展覧会が開催されている。1974年から1975年に東京新聞で連載された、瀬戸内晴美(せとうち・はるみ)の時代小説『幻花』のために描かれた挿絵の原画だ。2015年12月、兵庫県の横尾忠則現代美術館にて一般公開されるまで、その存在を知るものはほとんどいなかったという。今回の展覧会では、同館の協力のもと挿絵原画全371点を、当時の社会情勢にも焦点を当てながら展示している。唐突に物語に関係のないモチーフや、作家自身の肖像を登場させたりという、自由自在な横尾イラストレーションドローイングの真骨頂を堪能してほしい。
横尾忠則 幻花幻想幻画譚 1974-1975
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詳細
- 住所
- 価格
- 入場無料
- 営業時間
- 11時00分〜19時00分
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