榎倉康二

  • アート
榎倉康二
広告

タイムアウトレビュー

1970年代ごろに「もの派」の一員として活躍したアーティスト、榎倉康二(えのくら・こうじ)の個展が、銀座の東京画廊にて開催。壁に廃油を染み込ませたり、廃油やアクリル塗料をつけた木材を綿布に押し当てたりするなど、独特の技法が生み出す際だった存在感で知られている。その後も「もの派」という文脈だけではとらえきれない活動を行い、今なお国際的に高い評価を得ている。本展では、初期の個展に出品された作品を展示するほか、制作の軌跡となるエスキースなどの資料も展示する。とりわけ、廃油を用いた作品は現存するものが少なくなっているので、榎倉の制作の原点を振り返る貴重な機会となっている。

詳細

住所
価格
入場無料
広告
関連情報
関連情報