企画展「暮らしのなかの芸術」

岡本太郎が暮らしの中の品々をモチーフに制作した作品が楽しめる企画展。岡本は、テーブル、椅子、じゅうたん、ネクタイ、振袖など、日常生活と密接に関係するさまざまなアイテムに自分の芸術を映し出した。

中でも代表的なのは、こいのぼりをモチーフにした作品だ。原色で彩られたものや大きな目を持つもの、躍動的あふれるフォルムのものなど、ユニークな作品が並ぶ。今回は、アイデアを描き留めた下絵がともに展示される。「芸術とは生活そのものであり、生きること」と考えた岡本の世界をのぞいてみては。