東京でタイに行きたくなる10のこと

レストランやスパ、料理教室でタイの知識を深める

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
広告
In association with タイ国際航空

微笑みの国、タイ。敬虔(けいけん)な仏教徒が多く、徳と善を重んじる人々が暮らすこの国は、東南アジアでも人気のデスティネーションだ。活気のある首都バンコクのほか、プーケットやサムイ島のようなリゾート、アユタヤやスコータイのように遺跡が残る都市など、様々な表情を持つ。南部と北部でも文化は異なり、食も多彩だ。東京にもタイの雰囲気を味わえ、実際にタイに旅に出たくなるような名店が多数存在する。ここでは都内であなたの「タイレベル」を上げる10のことを紹介する。

味覚から染め始める。
  • レストラン
  • タイ料理
  • 芝公園
  • 価格 2/4

タイ国専門食堂は、バンコクの美味い食堂がそのまま東京へやってきたような店。多国籍な雰囲気の気取らない店内には長机が並び、壁にはタイの写真が飾られている。鶏肉のココナッツスープからはガランガルとレモングラスが香り立ち、中国は海南省の伝統的な鶏飯をタイ風にアレンジした『カオマンガイ』もなんともいい香り。卵、ピーナッツ、干し海老、パクチー、海老の入った焼きそば『パッタイ』は絶品で、盛り付けも芸術的。『シンハ―ビール』はもちろん、デザートのタピオカ入りココナッツミルクも外せない。大人数のグループならコースが10品で3,000円、13品で4,500円ととても良心的な価格。繰り返し、何度も訪れたくなる。

レトロ空間でタイを感じる。
  • レストラン
  • 浅草

※2018年3月19日移転

東京メトロ銀座線につながる、浅草地下商店街にあったタイ料理屋モンティー。モンティーは、タイの大衆食堂のような店内で本場の味が楽しめる店で、料理は本場さながらの辛さが特徴的だ。辛いものが苦手な場合は注文するときに一言お願いするのを忘れないようにしよう。オリジナルメニューの『カオソーイ』というチェンマイの名物ラーメンをアレンジした『バミーモンティ』や、『ソムタムの唐揚げ』などは特におすすめ。週末は混雑していることも多いので予約をしてから足を運ぼう。

広告
勝負の夜は39階で食べる。
  • レストラン
  • タイ料理
  • 恵比寿
  • 価格 2/4

恵比寿ガーデンプレイスタワーにある、オーストラリア発のタイレストランロングレイン(Longrain)。1999年にシドニーで開業し、シドニーとメルボルン、東京に店を構えている。辛さと甘み、酸味、塩気の4つを効かせた味わいや、鮮やかな色合いの大皿料理などで人気を集めている、モダンなタイレストランだ。東京店では約160席を用意し、恵比寿ガーデンプレイスタワー39階からのロマンチックな眺めとともに美しい料理が楽しめる。

  • レストラン
  • タイ料理
  • 渋谷

タイ東北部イサーンの料理を提供するタイ料理レストラン、ソムタムダー。現在、バンコクとニューヨーク、ホーチミンで展開しており、同店は日本1号店となる。メニューを手がけるのは、2016年にニューヨークでミシュラン一つ星を獲得したソムタムダーグループのエグゼクティブシェフ、ゴーンタナット・トーンナム。ハーブをたっぷり使用したサラダ『ラープ・ナムトック』や、日本でも親しみのあるトムヤクムン、ガパオライスなど、本格的な味を提供する。なかでも、青パパイヤを唐辛子とライムで酸っぱ辛く味付けしたサラダ『ソムタム』は外せない一品だ。

広告
政府公認の味を知る。
  • レストラン
  • 銀座

タイの高級工芸品タイシルクの名店ジム・トンプソンが運営する、東京の旗艦レストラン。トンプソン本人が大切にしたといわれるおもてなしの精神にのっとり、奇をてらうことのない、素材を活かしたタイ料理はタイ政府公認の本格的な味。高級リゾートのように落ち着いて洗練された雰囲気の店内からは、銀座や丸の内の街並みを一望できる。ランチはビュッフェスタイル。豊富なラインナップで、20種類のメニューが定期的に変わる。ジム・トンプソンのシルク商品も購入可能。

カラオケで絆を深める。
  • バー
  • 新宿

歌舞伎町で30年以上営業する、歴史あるタイ料理店マラコー。日本に住むタイ人で知らない人はいないほどの有名店だ。タイ語でカラオケを楽しめ、週末になればタイ人の学生が故郷の味とタイのポップソングを求めて足を運ぶ。カラオケが無料な一方、料理は一品1,500円ほどとやや高め。揚げた米に、酸味が効いた豚肉のソーセージ「ネーム」や、炒ったピーナッツなどを和えたものを、ミント、スイートバジル、サニーレタスに包んで味わうサラダ『ネームクルック』など珍しい料理も揃う。タイ旅行の前に立ち寄って、フレンドリーなオーナーと常連たちに最新情報を聞いてみるのもいいだろう。

広告
  • ショッピング
  • 食料品店
  • 新大久保

アジアスーパーストアは、新大久保駅から歩いて10分ほどの職安通り沿いのビルにあるエスニック食材専門店。タイから直送されるハーブや野菜の取り扱い品数が豊富で、レモングラスやパクチー、カー(ショウガの一種)やバイ・ガパオ(タイのバジル)といった鮮烈な香りのハーブをはじめ、サトー(独特の香りがある豆)やマクア・ポアン(スズメナスビ)など、タイ料理に欠かせない食材が揃う。各種調味料や缶詰、ジャスミン米、乾麺、菓子やタイのジュースなども扱っており、エスニック好きにとってはたまらないマーケットだ。

腕も磨いておく。
  • Things to do
  • 錦糸町

錦糸町駅からほど近い場所に位置する、タイ料理研究家長澤恵が教える料理教室。教室名のティッチャイ(Tit Cai)はタイ語で「やみつきになる」という意。レッスンは毎回生徒8人で開催され、2ヶ月をワンクールとして5〜6コースのメニューを作る。主に日本人に人気なタイ料理をメニューに組み込んでいるが、「mayのタイ料理」というコースは、アレンジを一切加えず本場の味をそのまま再現した郷土料理が作れるので、常連にも人気だ。各クール開催の1ヶ月前から申し込みが可能。

広告
極上マッサージで癒される。
  • スポーツ
  • 六本木

アジアのリゾート風の店内で、本格タイ古式マッサージが受けられるエラワン。タイの伝統医学のひとつであるタイ古式マッサージは、ヨガをベースにしたストレッチで自然治癒力を高める効果がある。デスクワークで酷使した体をリフレッシュするのにぴったりで、施術後には体が軽くなったのを実感できるだろう。エラワンでは、アロマオイルを使ったマッサージや、部分的にコリをほぐすクイックマッサージなど、その日の体調によってコースを選べる。

10. 飛び立つ。

そろそろ本場のヴァイブスを感じたくなってきただろうか。最終的にタイを極めるためには、やはり現地の空気を吸い込むのが一番だろう。タイに飛び立つなら、サービスに定評のあるタイ国際航空がオススメだ。日本−バンコク間を週75便という脅威の本数で運航しているので、旅程が組みやすい。搭乗の際には、客ひとりひとりをワイのポーズ(合掌)のあいさつで出迎てくれるキャビンアテンダントの柔らかな笑顔に癒される。

約6時間の短いフライトとはいえ、機内の居心地やエンターテインメント、食事は特に気になるポイントだろう。タイ国際航空は、世界最大の航空機としてファンも多い、エアバスのA380を成田/関空−バンコク線に運航しているので、ゆったりとくつろげる広い機内や、最新のエンターテインメントサービスを楽しむことができる。東京発の機内食は、タイ人シェフ監修の本場の味が堪能できる。イエローカレー、レッドカレー、グリーンカレーなどが月替わりで提供され、飽きることもない。現地ビールも用意されているので、到着前からタイ気分を盛り上げていこう。

こちらが機内食で迷っていると、クルーが「これ、美味しいからトライしてみて!」と勧めてくれたり、カメラを向けても笑顔でポーズをとってくれたりして、とてもフレンドリー。おすすめの現地レストランについてもアドバイスをくれたりと、杓子定規(しゃくしじょうぎ)でない柔軟なサービスで乗客を心地よく現地まで送り届けてくれる。テーマカラーのパープルとピンクで装飾された機内も可愛らしい。タイ国際航空のFacebookページでも、旬な話題やリーズナブルな運航情報がチェックできるので、こちらも合わせて確認してほしい。

おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告