パブリックキャット 第13回

喫茶店の看板猫:ゴエモン(17才)新宿にて

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テキスト、写真:ねこへん

2015年6月20日、ゴエモン、逝去。

新宿五丁目東交差点そば、パークシティイセタン1の裏手にあるカフェ アルル。目立たない場所にある店だが、11時30分のオープンと同時に、コーヒー付きの手頃なランチを求める客がひっきりなしに訪れる人気店だ。昼時の混雑が一段落する頃、店の奥から登場するのがアルルの看板猫、ゴエモン。白ブチの艶やかな毛並、見事なピンク色の肉球は、17才という高齢を感じさせない現役の貫禄。1978年創業の歴史を物語るレトロなソファに大胆に股がり、漫画を読む人、パソコンに向かう人、はたまた猫の自分に熱い視線を送る人達を眺めるのがゴエモン流の営業である。

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名前:ゴエモン(♂)
勤務先:カフェ アルル
看板猫になるまでの経緯:幼少の頃にオーナーに保護されて以来、店に出るように 

—1日のスケジュール—
15時頃 開店
23時30分 閉店
※ランチタイムや混雑時は避けて出勤
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