HYKRX個展

神宮前のアートスペースで、ストリートアーティストhykrx（ヒャクラク）の個展を開催。即時性と複数性に優れ、もともと公共物への違法なグラフィティの手段であったステンシル技法を用い、スプレーの濃淡、飛沫やドリップを生かしたビビットな作品で注目を集める。本展では新作の「privacy」を中心に、パネル作品約20点が展示される予定だ。刺激的な表層から社会批判的にも見える作品は、ちゅうちょのないメッセージ性と高度なカッティング技術というストリートアートの文脈を引き継ぎながら、情報社会の中で埋もれていく感情を表現する。hykrxの直球なメッセージを受け取ろう。