諏方神社近くにある、富士山の望める坂。都心にある『富士見坂』の中で唯一、地上に立った状態で富士山を眺めることができ、“関東の富士見百景”にも選定されていた。2000年に竣工した建物により左稜線の眺望が欠けてしまったが、空気の澄んだ秋から冬の早朝や夕暮れには、山頂と右稜線をはっきりと望め、桜の咲く季節やダイヤモンド富士の見られる時期には遠方からも多くの人が訪れる風景遺産であった。奇しくも富士山が世界文化遺産に登録された2013年6月、文京区に建設中のマンションにより右側の眺望も損なわれ、“江戸の最後の富士見坂”の景観は失われた。
日暮里 富士見坂
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