漱石『心』(岩波書店 2014年)
漱石『心』(岩波書店 2014年)

今日しかできないこと:2月21日(日)

こゝろは装丁で堪能する。ー2月21日は漱石の日

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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こゝろは装丁で堪能する。ー2月21日は漱石の日

1911年のこの日、文部省が作家、夏目漱石に文学博士の称号を贈ると伝えたのに対し、漱石は「自分には肩書きは必要ない」として辞退したことに由来して、2月21日は漱石の日。今日は日比谷図書文化館の特別展示室で開催されている、グラフィックデザイナーの祖父江慎が率いるコズフィッシュのブックデザイン展祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ』を訪れてみよう。本展示では、会期は前期『cozf編』と後期『ish編』に分けられ、現在は後期『ish編』が展示中。『ish編』では、これまでに手がけた2000冊以上の全装丁本から「21世紀の書庫」を展示。さらに、現在制作中の「漱石『吾輩ハ猫デアル』新装版」に関連した展示も登場するようだ。

『祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ』の詳しい情報はこちら

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狛江の廃銭湯にヒカシュー、The fin.。DIYパーティーの神髄

Facebook経由で届いた全文英語のその招待状は、狛江にある(らしい)ギャラリーが音楽イベントを開催する、という内容を伝えていた。出演者はヒカシュー、メルト・バナナ、The fin.、Boys Ageという4組のバンドと、DJたち。控えめに言っても、大きめのライブハウスが軽く埋まる豪華なメンツだ。それにも関わらず、エントランスはフリー。イベントの告知情報を検索しても、Facebookページ以外にインフォメーションがヒットしない。そして狛江という場所柄がそもそも音楽イベントとイメージが結びつかないことも、このイベント『The Bathhouse show』に漠然とした期待を抱かせた。 

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インタビュー:クエンティン・タランティーノ

テキスト:Jessica Hundley 翻訳:小山 瑠美
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回転寿司は卒業する。
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