装飾的な文字でアラビア文字を綴るアラビックカリグラフィー。神によって音として発された言葉の威厳と美を、文字によって視覚的に示したというカリグラフィーは、磁器や金属細工の装飾にも用いられ、絨毯や織物、貨幣、そして建築的装飾としても用いられてきた。
このアラビックカリグラフィーの技法を間近で観られるイベントが、タイムアウトカフェ＆ダイナーで開催されるキャンペーン『アブダビカフェ』のフィナーレに登場。カラムという葦の茎を乾燥させた独特のペンを用い、ダイナミックなストロークで描く様子は必見だ。当日は、専用の用紙にアラブの格言や単語、自分の名前などをアラビックカリグラフィーで描いてもらえるほか、デーツ（ナツメヤシ）とアラビアンコーヒーの無料サービスも実施。民族衣装の試着体験も同時開催だ。
アブダビ定番のカフェメニューを味わいながら、アラビア芸術の粋であるカリグラフィーを体験してみてはいかがだろう。
※イベント開催時間 13時00分〜18時00分
カリグラファー 師岡陽子
2005年にエジプトでアラビア書道を学びはじめる。2009年に帰国してより現在まで、日本におけるアラビックカリグラフィーの第一人者、本田孝一に師事。アジア・アフリカ文化財団：専門学校アジアアフリカ語学院で指導。
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