1. 破壊的イノベーション
    破壊的イノベーション
  2. Butasoba Tsukiya  豚そば 月や
    Photo: 豚そば 月や
  3. 麺創庵 砂田
    麺創庵 砂田
  4. 五瞭
    五瞭
  5. 中華蕎麦きつね
    中華蕎麦きつね
  6. 中華ソバ ビリケン
    中華ソバ ビリケン
  7. 鴨出汁中華蕎麦 麺屋yoshiki
    鴨出汁中華蕎麦 麺屋yoshiki

東京、ベストラーメン2020

巣鴨、西早稲田、井荻、三鷹、浅草......今年注目の新店を紹介

テキスト:
Hisato Hayashi
広告

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ラーメンガイド > 東京、ベストラーメン2020

テキスト:メンチャック、Time Out Tokyo Editor

コロナ禍でも熱い東京のラーメンシーン。2020年も多くの新店がオープンした。本記事では、王道のしょうゆ、塩、みそのほか、牛白湯(パイタン)やうどん店の新業態、大阪の超人気店の東京進出まで、注目の新店を中心に絞って紹介。2020年の最後は、熱々のラーメンで締めよう。

※営業時間に変動があるため、詳細は公式ウェブサイトで確認してほしい

関連記事

元日から営業しているレストラン

東京、二郎インスパイア系ラーメン20選

  • レストラン
  • ラーメン
  • 初台

2020年6月のオープン以来、味とレベルの高さが話題を呼び、超行列店の仲間入りを果たした店。味はしょうゆ、塩、昆布水つけ麺の3種類がある。

定番の『特製醤油らぁ麺』は、ベースとなる鶏だしに魚介などの素材を加え、数種類のしょうゆだれで厚みのある淡麗しょうゆ味に仕上げている。滑らかな食感のストレート麺もよく合う。複数の塩をブレンドし、魚介スープで仕上げた『しおらぁ麺』や、『鰹昆布水つけ麺』も素晴らしい一杯。

『特製』は備長炭で一枚ずつ焼き上げた数種類のチャーシュー、おいしさだけを丁寧に詰め込んだ肉ワンタン、プリプリのエビワンタン、味玉など、一つ一つの具材が際立っている。ラーメン以外のメニューも豊富で、ショウガ風味の甘だれと香ばしくあぶったチャーシューを炒めた『コロチャーごはん』は、サイドメニューの域を超えた完成度だ。

  • レストラン
  • ラーメン
  • 芦花公園

2020年1月、芦花公園駅前にオープンした店。看板メニューは、きつねうどんとラーメンが融合したかのような『中華蕎麦』だ。

一番の特徴は、ラーメンには珍しい「お揚げ」のトッピング。斬新だが違和感なく溶け込み、おいしい和風ラーメンに仕上がっている。お揚げの甘さとふわりとした食感、豚と鶏の動物系スープのバランスが絶妙で、風味豊かでまろやかな味わいが特徴。チャーシュー、ホウレンソウ、ネギ、味玉など、一つ一つの具材も丁寧に作られている。

『濃厚中華蕎麦』は、豚の背ガラ、鶏ガラ、魚介系をミックスした濃厚スープだが、こちらにもお揚げが乗り、また違った魅力のあふれる一杯に仕上がっている。日本人ならどこか懐かしさを感じる、お揚げとラーメンの文化がミックスされた、センスが光る店だ。

広告
  • レストラン
  • ラーメン
  • 巣鴨

2020年4月、巣鴨駅から徒歩8分の場所にオープンした、カウンター7席ほどのこぢんまりとした店。福島県白河市のご当地ラーメンである『白河ラーメン』を、独自のアレンジで進化させた一杯が特徴だ。

『中華そば』は全て無添加、無化調で、『はかた地鶏』のガラと豚骨を合わせた澄んだスープに、弾力のある自家製の縮れ麺がよく合う。また、しょうゆだれにしっかり漬け込み、スモーキーな薫香をまとった豚チャーシューの味わいが、深く鮮烈な印象を残している。メンマ、身のしっかり詰まった味玉もおいしい。

そのほかのメニューには、ふんわりと柔らかな『ワンタンメン』もある。

  • レストラン
  • ラーメン
  • 文京区

札幌の名店、すみれ出身の店主が独立して、江戸川橋駅から徒歩3分ほどの場所にオープンした店。

2019年10月の開店から瞬く間にその味が話題を呼び、人気店となっている。看板メニューの『味噌らーめん』は、店主がすみれのラーメンを初めて食べた時に、衝撃を受けた味を再現。熱々で濃厚なみそスープの上に、ラードがたっぷりと乗った二層スープは黄金色に輝き、つやつやの麺との相性が最高だ。

食べている途中にショウガを混ぜると、後味がさっぱりして最後まで飽きない。みその香り、甘み、ベースとなる豚のうま味など、「すみれ系」のスタイルを極めた印象を受ける。厚切りのチャーシューも歯切れが良く、みそ以外の『正油らーめん』『塩らーめん』も完成度が高い。

広告
  • レストラン
  • ラーメン
  • 自由が丘

※2020年1月8日オープン

いりこ(煮干し)を使ったラーメンが人気の中華そば 堀川が、大阪から自由が丘に移転。

素材はたっぷりの煮干しと水のみ。濃密な味わいの『いりこそば』、魚と鶏のうま味が混ざり合う『醤油そば』(各920円)のメインメニューのほか、限定麺があることも。上品ですっきりとした煮干し好きにはたまらないラーメンが味わえる。

  • レストラン
  • ラーメン
  • 芦花公園

芦花公園駅から徒歩2分。もともとバー営業していた店で、2020年6月にラーメン屋に業態変更した。

看板メニューは透き通るような見た目の『塩そば』。数種のかつお節や昆布、煮干しなどの魚介だしに、香味油が加えられたスープと、日本酒を隠し味にした塩だれが、シンプルながら厚みのある一杯に仕上がっている。ラーメンは沸騰した小鍋で提供するため、最後まで熱々の状態だ。

麺は中細のストレート麺で、スープと程よいバランス。低温調理されたチャーシュー、白ネギなどのトッピングも、美しいビジュアルで食欲をそそる。豚肩ロースを使ったサイドメニューの『肉丼』は、ローストビーフのような味わいで人気だ。そのほか『醤油そば』もあり、全体的に丁寧な仕事が光っている。

広告
  • レストラン
  • ラーメン
  • 八王子

京王八王子駅西口から徒歩2分ほど、JR八王子駅から徒歩8分ほどの場所にある店。看板メニューは『醤油らーめん』だ。整ったビジュアルも印象的だが、鶏、豚の動物系スープと、魚介系だしのダブルスープのうま味が強い淡麗麺が印象的で、具材もシンプル。低温調理された大ぶりで柔らかい食感のチャーシュー、かみ応えのあるメンマ、青ネギが乗っている。

麺は細麺で、スープや具材との相性も良い。どこか懐かしさもありながら、スープの存在感と、飽きのこないおいしさが特徴だ。そのほかのメニューには『塩らーめん』があり、いずれも650円からでコストパフォーマンスも抜群

  • レストラン
  • ラーメン
  • 新小岩

新小岩駅から徒歩5分ほどの場所に、2020年1月にオープンしたラーメン店。店名の通り、カモのだしをベースにしたつけ麺が特徴で、主なメニューは鳥白湯(パイタン)やカレーの濃厚系と、手揉み麺が特徴のあっさり系の2種類に分かれている。

なかでもシンプルながらだしの深さが感じられる『特製鴨出汁手揉み塩つけ麺』は、ぜひ試してほしい一杯。カモ、エビ、アサリ、コンブをベースに生クリームを加えた、ピンク色でとろみのある昆布水につかった麺は、そのままでも十分においしいほどだ。カモ油と塩がきいたつけ汁や、トッピングのカモ肉、スモーキーな風味の味玉、薬味など、全てにおいてバランスが良い。

人気店のため、ピークタイムは並ぶことを覚悟してほしい。

広告
  • レストラン
  • ラーメン
  • 田町

田町駅から徒歩7分、三田駅から4分ほど、飲食店街の路地裏にある店。

看板メニューは牛骨のだしをベースに、塩だれを合わせたクリーミーなスープの『牛骨白湯拉麺コムタン』だ。乳白色の牛骨スープは香りもよく、濃度至上主義にならずに牛骨のうま味だけが引き出されている。すっきりとした後味のマイルドな塩味が特徴で、スープと相性の良いストレート麺が良く絡む。

ひき肉のそぼろや旬の野菜など、トッピング具材の粋な組み合わせもニクい。焼き肉店に勤務していたという店主が、牛肉の魅力を見事に引き出し珠玉の一杯に仕上げている。

そのほかのメニューは、しょうゆベースの『牛骨白湯 燻製醤油』、ピリリと辛い『辛牛骨白湯 ユッケジャン』、さらには『ハヤシライス』まで、牛づくしのメニューが並ぶ。

  • レストラン
  • 恵比寿

大阪の人気ラーメン店、人類みな麺類が東京初出店。ファンをうならせる一杯が東京でも味わえる。

提供するメニューは、どこか懐かしさを感じさせる『原点』、しょうゆ本来の味が際立つ『micro』、アサリやシジミのうま味を生かした『macro』の3種類。分厚いチャーシューも絶品と名高い。そのほかこだわりの煮卵、ネギ、メンマのトッピング追加も可能だ。

店内に製麺室を設置しているため、打ちたての自家製麺が楽しめるのもうれしい。多くのファンをとりこにしてきた名店の味を堪能しよう。

ベストラーメンを振り返る

東京、ベストラーメン2019
  • レストラン

新陳代謝を続ける東京のラーメンシーン。2019年も多くの新店がオープンした。本記事では、そのなかでも特に注目すべき店を振り返る。煮干しや魚貝などのあっさりとした中華そばを中心に、トレンドが映し出された内容にもなっている。まだ味わったことのない一杯に会いに行ってみてほしい。

  • レストラン
  • ラーメン

2018年も、進化が止まらない東京のラーメンシーン。今年は特に、注目の新店が次々とオープンした「当たり年」だとも言われている。なかでも躍進が目立ったのは、麺にもこだわりを詰め込んだ、手打ち麺の店。本特集でも、3軒を掲載しているので、訪問した際はもっちりとした手打ちならでは食感を、ぜひ味わってほしい。そのほか、麻婆麺や、担々麺などのスパイス系ラーメンも、昨年に引き続き大好評だ。

広告
  • レストラン
  • ラーメン

2017年も次々と新店がオープンし、東京はラーメン好きに休む暇を与えてくれない。今年、躍進が目立つのが、昔ながらの中華そば。どの店も出汁のとり方や、麺などで独自性を打ち出しているので、食べ比べるのも面白い。流行の煮干し系や、汁なし麺などもバリエーションが増え、カテゴリー分けが難しくなってきている。ここではラーメンハンターのセレクトによる注目の20軒を紹介。ラーメン屋の話題になった際に、真っ先に名前を挙げたくなる店ぞろいなので、早めにチェックしてほしい。

東京、ベストラーメン2016
  • レストラン
  • ラーメン

次々に新店がオープンする東京のラーメンシーンのなかで存在感を示すのは至難の技だ。変わった素材でだしをとったり、異なるジャンルの料理からインスピレーションを得たり、話題になった店は皆、趣向を凝らしている。ここでは、変わり種の魚介系や新感覚の鶏白湯(パイタン)、原点回帰の中華そばなど、ラーメンハンターがセレクトした注目店20軒を紹介。見逃していた店舗がないか今のうちにチェックしておこう。

おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告