映画「007」シリーズ、新作の公開は2025年以降

プロデューサーが発言、「新ボンド」探しはこれから

Jon Hornbuckle
テキスト:
Jon Hornbuckle
翻訳:
Time Out Tokyo Editors
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映画「007」シリーズのプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリは、次回作(26作目)の公開は、2025年までないことを明言した。

これは、ブロッコリと同シリーズの共同プロデューサーを手がけるマイケル・G・ウィルソンへ、英国映画協会(BFI)フェローシップが授与されたイベントでの発言。彼女はまた、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」で同シリーズを去ったダニエル・クレイグの代わりに、ジェームズ・ボンドを演じる俳優を探すためのキャスティング作業も始まっていないことを認め、こう強調した。「誰も候補に挙がっていません。(ブックメーカーに払おうしていた)賭け金は引き出しに戻しておいてください」

さらにブロッコリは、「我々はボンドをどこへ向かわせようか、それを話し合っているところ。脚本はまだないし、次回作にどう取り組むかが決まらない限り、思いつかないものです。というのも、次作は『新生ボンド』のための機会となるからです。撮影は少なくとも2年先だと思います」と述べた。

ブロッコリは以前、次のボンドが男性であることは認めていて、ヘンリー・カヴィル、イドリス・エルバ、リチャード・マッデン、トム・ハーディなどがその有力候補として挙げられている。

またベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ラシャーナ・リンチ、ラルフ・ファインズといった、これまで同シリーズに出演してきたほかのキャストが新作にも出演するかどうかについても、まだ分かっていない。

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The next James Bond film won’t start filming for two years(原文)

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