UMAMI BURGERで大人はトリュフ欲を満たし、子どもはスライダーを堪能してきた

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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執筆:Amanda Imasaka

東京ナンバーワンのハンバーガーをめぐる争いは、カリフォルニアからやってきたUMAMI BURGERが2017年324日(金)に日本第1号店を開店したことで、さらに激しい戦いとなっている。

人混みを避けようと、オープンから少し経った平日、そして開店直後の11時過ぎに到着したのだが、それでもドアの辺りには人が集まり、写真を撮影したりしていた。しかし、最大70人まで座れるように設計された広々とした内装のおかげで、列はスムーズになくなり我々もすぐテーブルに向かうことができた。

 『ウマミバーガー』を一口かじるだけで、すぐにその大げさな宣伝文句の意味を理解することになるだろう。バンズはとにかくふわふわで柔らかく、少し甘め。そして、肝心の肉は肉本来の味がし、口の中でとろけるように作られているようだ。同席した友人は「まるでステーキを挽き肉にしてパティにしたかのようだ」と表現していたが、その通り。コストを削減するために豚肉を混ぜ合わせるなど、がっかりさせられるようなことはしていないのだ。ベジタリアンの人には、ファラフェル・バーガーもある。予算はハンバーガー、サイドメニュー、ドリンクを合わせて2,000円から2,500円ほど。

しかし、この数ヶ月間、UMAMI BURGERの開店を楽しみにさせてくれたのは、(大金を払うことなく)トリュフ欲を満たせる機会がついに来る、ということ。『トリュフバーガー』は、トリュフのアイオリソース(地中海風ガーリック&オリーブオイルのソース)、自家製トリュフ入りチーズ、トリュフを加えたビーフパティを乗せたもの。サイドメニューではもちろん、『トリュフフライ』を頼みたい。これほどたくさんのトリュフ感のある食べ物を食べることなど初めてだが、『トリュフフライ』をトリュフケチャップにディップして食べると、ほかのことなどすべて忘れてしまう。トリュフ風味のケチャップは何につけても美味しいので、ぜひ持ち帰り用のボトルに入れての販売を希望する。自宅で他人の視線を気にせず、ケチャップだけを食べてみたい。

子ども用のメニューにも触れておいた方がいいだろう。というのも、キッズメニューに関する情報が、UMAMI BURGERのウェブサイト上には見当たらないからだ。子どもと来店したら、クレヨンが渡され、塗り絵としても使えるメニューが渡された。800円から900円で可愛らしい2種類のスライダー、ささみ、またはチーズサンドを選ぶことができる。フライはスイートポテト、または普通のフライから、ドリンクは牛乳、オレンジジュース、グレープフルーツジュースから選べる。1人分の量は育ち盛りの子どもにでも十分すぎるくらい。

UMAMI BURGER 青山店は、2017年331日(金)に六本木に1号店をオープンした、こちらもカリフォルニア発のThe Counterや、20169月に東京駅近辺で3号店をオープンしたニューヨーク発のシェイクシャックなど、海外から進出してきた東京のアメリカンバーガー店に加わるわけだ。東京のバーガーシーンで勝ち残るか、期待しながら見守りたい。

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