「私たちは恐れない」。バルセロナで起きたテロ事件ついてタイムアウトバルセロナが声明を発表

María José Gómez
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María José Gómez
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スペイン バルセロナで死傷者130人以上を出したテロ事件について、タイムアウトバルセロナが声明を発表した。「私たちは恐れない」と題し、テロ攻撃を非難するとともに、バルセロナの人々の固い団結を強調した。以下が全文。

バルセロナ テロ攻撃

悲しみ、無力感、失望、恐れ、怒り。817日の午後、タイムアウトバルセロナ(Time Out Barcelona)のオフィスに近い、街の一番象徴的な通りで発生したテロ攻撃を目の当たりにし、私たちが抱いたのは、こうした感情です。私たちが最初ではなく、不幸にしてマドリッド、ロンドン、パリ、ベルリン、ダマスカスなどの都市もまた無差別な暴力(無差別でない暴力などあるのでしょうか)にさらされました。今回の武器はワゴン車でしたが、標的は常に人々であり、命です。

こうした残酷な行動の裏にある意図は分かっています。しかし私たちは負けません。バルセロナは、文化を愛し、多様性を歓迎するオープンな国際都市です。バルセロナの人々は、攻撃を受けた直後から見受けられた通り、強く団結しています。タクシードライバーたちは無料で輸送を提供し、ホテルは無料で部屋を開放し、人々は献血のために列を作っています。1つのコミュニティーとして強い価値観を共有する私たちは、どんなに恐ろしい攻撃にも屈しません。皆で一緒に、自分たちの住む街をさらに良いものにするため、努力していきます。

私たちは恐れません。

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