チョコレート好きにはたまらない!BTBのチョコレートを扱うカカオストアに行ってみた

テキスト:
Shiori Kotaki
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2015年9月15日(火)、代々木公園1番出口から徒歩1分程度のところにカカオにこだわったチョコレートバーやフード、ドリンクを提供するカカオストアがオープンした。オーナーは、日本のトップショコラティエとしても知られ、ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマのオーナーも務める土屋公二シェフ。オープンしたての話題の店でカカオの世界を味わってきた。

店内の様子

まず店内に入ると、左側には話題の『Bean to Bar  Chocolate bar』(ビーントゥバーチョコレートバー)がずらりと並ぶ。ビーントゥバーチョコレートとは、カカオ豆の状態から板チョコレートになるまでのすべての工程を一社で一貫して手がけることにより、よりカカオの魅力を感じることのできるチョコレートのこと。同店には、ペルーやベトナム、マダガスカルなど海外で作られたものから、ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ 本店で作られているチョコレートバーまで揃っている。また、シンプルなチョコレートバーはもちろん、オレンジピールやナッツなどが入ったチョコレートバーも用意されておりバラエティ豊か。いくつでも購入してしまいそうだ。

中でも注目なのは、カカオストアのオープンとともに登場した新作のチョコレートバー。マダガスカル、ペルー、ベトナムのカカオを用いてミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ 本店で作られている。いずれも土屋シェフが実際に訪れた国々で、それぞれの国をイメージした動物がパッケージに描かれている。すべての国のカカオをブレンドしたチョコレートバーのパッケージには、カメレオン、アルパカ、水牛すべてのイラストが描かれており遊び心も込められた可愛らしいパッケージだ。

カカオの産地がマダガスカルのものにはカメレオン、 ペルーのものにはアルパカ、 ベトナムのものには水牛が描かれている

それぞれの国のカカオをブレンドしているものにはすべての動物のイラストが

チョコレートバーのほかにも、焼き菓子やカカオ豆も販売。カカオ豆はそのまま食べるとものすごく苦いので、グラノーラや焼き菓子に砕いて入れて食べるのがおすすめだそう。

店内の奥にはカフェスペースも設けられている。4人席が2つ、2人席が2つ、1人席が6つ、備え付けられているカウンターには5席が設けられており、決して広々とした店内ではないがゆっくりと食事を楽しむことができる。

カフェラテの上に削ったチョコレートが乗った『ラテショコラート』(756円)やパンにチョコレートバーが乗った『トーストショコラ』(1枚432円、2枚756円)はカカオストアならではのメニュー。ケーキセットやサラダランチも用意されているが、せっかく同店を訪れたのならばぜひ一度は味わってみてほしい。

ほろ苦いカフェラテとチョコレートが絶妙にマッチ。

『ラテショコラート』

パンの上に乗っているのは店内でテンパリングしているチョコレート。チョコレートはビターベースで甘すぎず、カカオは様々なものがブレンドされている。パンの熱さですぐにチョコレートがとろとろにとけるので、紙ナプキンを用意してから味わうことを勧める。

『トーストショコラ』

また、同店のもう一つの魅力はアルコールと一緒にチョコレートが楽しめること。

日替わりで提供される炭酸が入ったワイン『カヴァ』(864円)はチョコレートと相性抜群。22時までオープンしているので、仕事帰りにちょっと寄るのにも最適だ。また、アルコールは要望があれば日中でも提供されるとのことなので、気になる人は気軽に訪ねてみよう。

筆者が取材に行った日も、平日にも関わらずオープン時から多くの客で賑わっていた。カカオ豆からチョコレートバーになるまでの全行程を手がけるからこそ、カカオ豆の魅力はもちろん、それぞれのチョコレートに個性が出てくるビーントゥバーチョコレート。カカオの味はもちろん、産地の味をも楽しめるのは、チョコレート好きにはたまらない。また、普段食べているチョコレートの一歩先を行きたい人にはかなり勧めたいチョコレートだ。様々なチョコレートを食べ比べて、どっぷりとカカオの世界に浸ってみてはいかがだろう。

カカオストアの詳細はこちら

  

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