タイムアウト東京英語版、9月人気ヴェニューランキング発表。赤坂の新たなランドマークが初登場

テキスト:
Hiroyuki Sumi
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日本語と英語両方で東京の最新情報を紹介しているタイムアウト東京。定番の観光地や新着イベント、ニューオープン情報、映画レビュー、インタビューなど内容は多岐にわたる。この記事では、英語版ウェブサイトに掲載されているレストランやショップ、ホテル、公園などのヴェニューに焦点を絞り、9月の人気記事を紹介。タイムアウト東京の外国人スタッフの解説とともに、上位20記事を見ていく。英語版の主な読者は外国人のため、ランキングは、東京を訪れる外国人がどこに注目しているかを示していると捉えていいだろう。9月は、前月に比べ順位に大きな変動はなかったが、赤坂にオープンした複合商業施設が初登場で上位に食い込んだ。

以下が20〜11位。


初登場で12位に入ったのが、パンケーキのテイクアウト専門店ベアーズ シュガー シャック。9月2日に新宿にオープンしたばかりの店だ。タイムアウト東京のオランダ出身スタッフのカースティ・バアーズは、「ミニサイズのパンケーキが可愛い、日本らしいスイーツ」と店の特徴を解説する。パンケーキが1枚ずつ丁寧に焼かれており、トッピングは約30種類にものぼる。インスタ映えしそうな見た目も人気を後押ししたようだ。
ベアーズ シュガー シャックの『ユニコーンベアー』。ファンシーな色合いが人気だ
1. 大人のデパート エムズ(m's- pop life sex department store)

10位以内に大きな順位変動はなかった。唯一のニューフェイスが、7位の赤坂インターシティAIR。飲食店を中心に、オフィスと商業エリア、医療機関などが入居する複合施設で、9月29日にオープンした。「赤坂周辺には外国人が多い上、ベルギービールを飲めるベルジアン ブラッスリーコート アントワープ ポートのような魅力的な店が入居している」(バアーズ)ことから、多くの注目が集まった(関連記事『赤坂インターシティAIRで行くべき5のレストラン』)。余談だが、バアーズによると赤坂(Akasaka)と浅草(Asakusa)を間違える外国人観光客が結構いるそうなので、浅草寺を見ようと赤坂に来てしまった外国の友人がいたら、代わりに赤坂インターシティAIRを教えてあげてもいいかもしれない。

魅力的な飲食店が多数入居する赤坂インターシティAIR

上位4つは8月と全く同じ顔ぶれで、同じ順位。前月の記事で述べたように、ロボットレストラン大人のデパート エムズの「2強時代」は今後もしばらく続くだろう。 その後を追う4位のカワイイ モンスターカフェでは、12月から、オープン2周年を記念したエンターテインメントショー『モンスターパレス』を開催する。最初の公演では、ウィリアム・シェイクスピアの「真夏の夜の夢」を題材にしたショーが披露される。店内の「カワイイ」雰囲気が、ショーではダークなものに一変するという。詳しい情報はレポート記事『カワイイモンスターカフェ、12月より体験型のエンタメショーを開催』で確認してほしい。同カフェは現在4ヶ月連続で4位に位置しているが、ショーが始まる12月のランキングでどうなるか楽しみだ。

12月からショーが開催予定のカワイイモンスターカフェ

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