東京、とんかつ15選

蒲田、目黒、高田馬場で至高のとんかつに出逢う

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Text by 神森真理子

牛肉を味わうならばステーキだが、豚肉を味わうならばなんといってもとんかつだろう。とんかつは、洋食店で生まれた料理で、当時あまり受け入れられなかった西洋風の牛肉を使用したカツレツを豚にかえ、日本人好みにアレンジしたことが始まりとされている。基本はソースで食べるとんかつだが、はじめに塩をかけて食べることを推奨している店も多い。ソース派の人もせっかくなので言うことをきいて、まずはシンプルに肉の旨味を味わって欲しい。

レストラン

水道橋 かつ吉

icon-location-pin 水道橋
1962年創業の水道橋のかつ吉は、三島由紀夫氏や川端康成氏ら文豪も愛したという名店。店内は古材や骨董を使用した重厚感のある古民家のような趣がある。使用する肉はあえて銘柄などを限定せずその時期ベストなものをセレクト。揚げ油にはコーン油とごま油をブレンドし、軽い食感だ。ご飯は白米と青しそご飯が選択出来たり、キャベツではなく海藻などが入ったサラダが付くなど、かつ以外にも抜かりが無い。写真:『銘柄豚ひれかつ定食』(150グラム/2,400円)
レストラン

上野 ぽん多本家

icon-location-pin 御徒町
創業明治38年という老舗洋食屋。上野とんかつ御三家に数えられる有名店で、その味は白洲正子も愛したという。重厚な木の扉を開けば凛とした空気に思わず身が引き締まるだろう。この店の『カツレツ』(2,650円)は低温揚げの白っぽく独特な色みをしている。きめの細かい衣は軽い食感で、脂や筋などを丁寧に取り除いたロースは、ロースとは思えぬあっさりとした味わいだが、しっとりと柔らかく、肉の奥深い味が凝縮している。備え付けのソースがウスターソースとケチャップなのも洋食屋ならでは。
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蔵前 すぎ田

icon-location-pin 浅草
蔵前駅からほど近い、春日通りと国際通りの交差点近くにある老舗のとんかつ屋。 とんかつはロースとヒレの2種類。カツは低温でじっくりと揚げられており、薄い衣はカリッと香ばしく、じわっとにじみ出る肉汁は濃厚な味わい。人気のヒレカツはさっぱりとした赤身の肉のうま味を堪能できる。卓上にはとんかつソース、醤油、塩、リーペリン・ソース、甘口のウスターソースが並び、好みの味付けで上質な豚肉の味を楽しめる。 写真:『とんかつ ヒレ』(2,400円)
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秋葉原 丸五

icon-location-pin 秋葉原
秋葉原電気街口から徒歩3分、メイド達が立ち並ぶ一角を抜けた先にある老舗とんかつ店丸五。この店のおすすめは『特ヒレカツ』(2,100円)。衣は粗めでサクッと軽く、中央にピンク色を残した3センチ程の分厚い肉は、ほんのり甘くて柔らかく、豚本来の濃厚な旨味がぎゅっと詰まった逸品。素晴らしいのはとんかつのみならず。この店は脇役の御飯、赤出汁、お新香までハイクオリティなので、是非セットで注文してみて欲しい。
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銀座 とんかつ割烹 かつぜん

icon-location-pin 銀座
銀座のとんかつ割烹 かつぜんは、とんかつのジャンルで唯一ミシュラン1つ星を獲得したことで知られている。銀座の一等地にありラグジュアリーな雰囲気かと思いきや、庶民的な接客で居心地が良い。鹿児島産の黒豚を使用しており、ランチの『黒豚リブロースかつ』(4,700円)はロースの中で最も厚みがあり、サシの入った部位を使用。脂の甘みが強くそのままでも十分だが、とんかつソースとともに卓上に並ぶにんにく味噌ソースは他ではあまりない味わいなのでぜひ試してほしい。
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