森美術館が定期的に開催しているリサーチプロジェクト『MAMリサーチ』。複層的な社会的背景から生まれたアジアの現代アートについて考察する同プロジェクトだが、今回は1990年代の京都に焦点に当てる。エイズを扱った伝説的な作品『S/N』で世界的に知られるパフォーマンスグループ「ダムタイプ」は、そのシーンの中心的な存在だ。ジェンダーやセクシュアリティとアートシーンの結節点として、ダムタイプとも密接に関わりのあるドラァグクイーンパーティー『DIAMONDS ARE FOREVER』についても大きく取り上げている。
MAMリサーチ006:クロニクル京都1990s―ダイアモンズ・アー・フォーエバー、アートスケープ、そして私は誰かと踊る
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