「その曲の生まれた頃の響き」を探求する音楽家、鈴木秀美と小倉貴久子がヤマハホールに再登場。バイオリニスト岡本誠司とともに、ベートーベンの名曲を奏でる。
演奏曲目は、「二重奏ソナタ」というジャンルの幕開けとなった『チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調』や、記念すべき「作品1」を付けたことから自信作であったことが推察できる『ピアノ三重奏曲第1番 変ホ長調』など、若きベートーベンによるエポックメイキングな傑作を楽しめる内容だ。室内楽の新時代を切り開いたベートーベンの名曲を心ゆくまで堪能しよう。
本公演は、2020年6月6日に予定していた公演(新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止)と同内容のものだが、2020年6月6日のチケットでは入場できないので注意してほしい。