和田永は、2009年のジャパンメディアアーツフェスティバルで素晴らしい賞を受賞したときに「私が物事を理解し始めた頃、音楽フェスティバルは、YouTube的なテレビが埋め込まれたカニの足に似た巨大な塔のところで待っているものだと信じていました」と言った。そして「しかし、この瞬間、私の友人は地球上のどこにもそういった場所はないと指摘した。だから、そうであるなら、私は、開き直って、自分自身でそれを創りだそうと決めた」と続けた。気が触れたのか?そう、私たちは、オープンリールによる小さなオーケストラを編成した男の話をしている。ライブアクトとして、和田のオープンリールアンサンブルはズバ抜けた価値を持っている。彼らのテープデッキから手作業で生み出されるのは、アンビエントなサウンドスケープと、冗談ではなく、アンダーワールドスタイルのダンスアンセム。グループのメンバーは、圧倒的なアコースティック・フォーク・アンサンブル“蒸気青月楽団”でも一緒に演奏している。というのは、彼らは最近の自分たちのコンサートのサポートアクトを自分たちで賄っているのだ。
Open Reel Ensemble
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