音楽家/アーティストの渋谷慶一郎と、演出家/演劇作家の岡田利規をはじめ、気鋭アーティストが集結したコラボレーション作品、新作ボーカロイドオペラ『THE END』が、5月23日(木)、24日(金)の2日間、渋谷・Bunkamura オーチャードホールで上演される。
この作品は、オペラ歌手やオーケストラなどは一切登場しない人間不在のオペラとなっている。物語は、初音ミクとボーカロイドによるアリアやレチタティーボ、コンピュータによる音響、映像によって展開していく。「わたしは死ぬの?」と自問するミクによって、「死とは何か?」「終わりとは何か?」といった伝統的なオペラでみられる悲劇の構造を、初音ミクを媒介にして現代に読み替えるという試みがなされている。
本作では初音ミクのためにルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクター、マーク・ジェイコブスと彼のスタジオチームが衣裳を提供。2013年春夏コレクションをもとに、初音ミクの体型や、彼女の持つ独特な雰囲気にあわせてデザインしたオリジナル作品となる。舞台美術は、レム・コールハースのニューヨーク事務所の代表でもある、建築家・重松象平が手がけている。
本作は、2012年12月に山口情報芸術センターで上演されている。
※ファミリーマート先行発売は、2013年3月14日(木)13時00分~3月20日(水)23時59分まで、当選発表は3月23日(土)。
cncn.jp/te/
THE END
コンセプト:渋谷慶一郎、岡田利規
音楽:渋谷慶一郎
台本:岡田利規、渋谷慶一郎
共同演出:渋谷慶一郎、YKBX、岡田利規
舞台美術:重松象平
映像:YKBX
音響プログラム:evala
音響:金森祥之
ボーカロイド・プログラム:ピノキオP
テクニカル・サポート:筒井真佐人
プロデューサー:東市篤憲(A4A)