ザ・マスター・ミュージシャンズ・オブ・ジャジューカ

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タイムアウトレビュー

直近ではエルメート・パスコアールの来日公演や、SvrecaとPedro Maiaを招いたパーティーなど、独自のブッキングで注目を集める『FRUE』。彼らが今冬に招へいするのは、モロッコのリフ山脈南側に位置するスリフ族の村に先祖代々受け継がれてきた音楽を演奏するスーフィー(イスラーム神秘主義の修行者)の音楽家集団、ザ・マスター・ミュージシャンズ・オブ・ジャジューカ(The Master Musicians of Joujouka)。彼らの音楽の歴史は15世紀にまでさかのぼり、1950年代にイギリス人アーティストのブライオン・ガイシンによって再発見されたのち、ウィリアム・バロウズやティモシー・リアリー、ブライアン・ ジョーンズ、オーネット・コールマンなど、ビート詩人からサイケデリックのキーマンたちまでを魅了してきた。現在、ジャジューカ村で年に1度だけ開かれている50人限定の音楽祭には、世界各地からオーディエンスが集まるという。2011年には『グラストンベリー・フェスティバル』にも出演するなど、国際的な舞台でもその無二の伝統音楽は披露されている。今回の来日公演は300人限定の公演となっており、演奏前には彼らのドキュメンタリー映像『Tribe Ahl Serif』(1972年)を世界初上映する。

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イベントのウェブサイト
www.joujouka.org/jp
住所
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