第9回江東シネマフェスティバル

  • 映画
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タイムアウトレビュー

黒澤明、溝口健二らと並び称される日本映画の巨匠、小津安二郎の生誕の地である深川で、昭和の銀幕を彩った作品の数々が3日間に渡って上映される。期間中は、小津作品中、異色作と評されることもある『早春』の35mmフィルムをはじめ、戦後日本で初めて上映されたミュージカル映画『イースター・パレ―ド』など、貴重な作品群が上映される。無声映画では、D・W・グリフィスの『東への道』を弁士澤登翠と楽団付きで上映。トークゲストとして、日本で最初の連続テレビアニメ『鉄腕アトム』主題歌の作曲者である髙井達雄や、岡本喜八監督の覇友であるプロデューサー岡本みね子、『若大将シリーズ』の「澄ちゃん」こと星由里子、昭和の映画に詳しい娯楽映画研究家の佐藤利明などが、日替わりで登場する。また、視覚障害者のための映画音声ガイドつきの上映も用意されている。さらに、伝説の女優、原節子を偲んでのシネマトーク、追悼上映も決定。佐藤利明が語るトークイベント『伝説の女優原節子』を2016年1月9日(土)の15時15分から無料で開催するほか、小津監督の作品に原が初めて主演した『晩春』の35mmフィルム作品を1月11日(月)の16時50分から上映する。会場では、アマチェア弁士による『カツドウ写真館』など関連イベントも行われる。

詳細

イベントのウェブサイト
koto-kanko.jp/event/koto-cinema2016/
住所
価格
3日間通し券 3,000円、1回券 500円、回数券(4枚綴り)1,800円
営業時間
上映作品によって異なる
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