43回目となる『ぴあフィルムフェスティバル』が、東京国立映画アーカイブにて開催される。今年の注目は、タイの新星監督として話題のナワポン・タムロンラタナリット特集だ。日本初公開となる『ハッピー・オールド・イヤー』が上映される。
また、ピーター・バラカンの解説付きで、音楽にまつわる映画を紹介する部門「ブラック&ブラック」では、南アフリカの歌姫『ミカ・カウリスマキ/ママ・アフリカ ミリアム・マケバ』『ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』の2作品を上映。
そのほか、フィルマドリッド最高賞を受賞した中尾広道の『おばけ』や、多彩なゲストと参考上映を交えて行う「PFFスペシャル映画講座」など、制作側から観賞する側まで多角的な視点で楽しめる内容となっている。この機会に映画作りの核心に触れてみては。