スペイン、ラテンアメリカ映画の祭典として、東京国際映画祭でワールド フォーカス部門を受賞した3作品が都内の劇場で上映される。会場は日比谷、有楽町、銀座のいずれかの映画館で、スケジュールや予約状況などは、公式ウェブサイトに最新情報が掲載されている。
今回上映されるのは、ヴェネチア映画祭金獅子賞を受賞した映画監督のアレックス・デ・ラ・イグレシアによるマスツーリズムを巡る恐怖をテーマにした最新作『ベネシアフレニア』、カンヌ映画祭の批評家週間に選ばれた『リベルタード』、経済的な生存競争がもたらす矛盾をあぶり出す様子を描いた『箱』だ。普段あまり観ることのできない、スペインやラテンアメリカ映画の世界に足を踏み入れてみよう。
なお『ラテンビート映画祭』は、日本でまだ配給されていないスペイン語圏の名作を中心に紹介する配信チャンネルの開設を予定している。2021年に完成が予定されているので、気になる人はぜひチェックしてみては。