足立区北千住エリアには予約必須の焼き鳥店『バードコート』や、東京三大煮込みとも名高い『大はし』、ハンバーガーを提供するバー『蜂の巣』など、遠方からでも客足の絶えない飲食店が数々存在する。住宅街に店を構える『サニーダイナー』もそのひとつ。アメリカ西海岸をイメージしたカラフルな店内では、手でこねた特選国産牛のパティに、毎朝仕入れる新鮮な野菜とアボカド、チーズを重ね、地元のパン屋『ふらんすや』で作られたオリジナルバンズで挟んだアボカドチーズ（1080円）を始めとした、素朴ながらもパンチの効いたバーガーが作られている。重ねる順番によって味わいが変化するため、自分で好きなように味わってほしいとのことから、プレート上のバーガーはオープンスタイルだ。そして、そんなバーガーとともに食べる店自慢の付け合わせは、約2.5 個分のじゃがいもを使用した、皿一杯のフライドポテト。サクサクの食感と塩味が絶妙で、まるでスナックを食べているかのように手が止まらなくなる。オーナーの関根勝は、「夢は世界進出」と楽しそうに話す。2009年6月には、北千住駅ルミネ内に念願の2号店がオープンした。
