東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念したイベント。東京国立博物館と秩父宮記念スポーツ博物館が所蔵する美術工芸品や近現代スポーツ資料を通し、江戸時代以前と明治時代以降のスポーツの発展をひもとく。
展示は2部構成で、第1章では相撲、流鏑馬(やぶさめ)、剣道などのルーツとなった古代の宮廷行事、神事、芸能の様子を絵画や工芸品から紹介。第2章では、近現代の日本のスポーツとオリンピックに焦点を当て、初期のスポーツ用具や、オリンピックへの参加、招致、開催を実現した過程をたどる企画展示が行われる。日本とスポーツの歴史を見つめよう。