世田谷文学館

  • ミュージアム
  • 芦花公園
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タイムアウトレビュー

世田谷固有の文学風土を継承するため、1995年に開設された地域総合文学館。2階の企画室では、これまで向田邦子、長谷川町子、植草甚一、岡崎京子といった作家や漫画家などの企画展を開催してきた。世田谷に由縁のある文化人を取り上げることも多い。

1階の蔵書コーナーには、絵本を豊富に扱う子ども向けのエリアと過去の企画展に関連する書籍を陳列した『ほんとわ』を設置。『暮らしの手帖』や『BRUTUS』のバックナンバーを読むことができ、戦後のサブカルチャーについて学ぶ絶好のスポットとなっている。

そのほか、展示に関連する商品やオリジナルグッズなどが並ぶミュージアムショップ、中庭を眺めながらくつろげる、喫茶どんぐりにも足を運びたい。ロビーではWi-Fiが利用できる。

詳細

住所
東京都世田谷区南烏山1-10-10
Tokyo
アクセス
京王線『芦花公園』駅(南口)徒歩5分
営業時間
10時00分〜18時00分(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)

開催中

伊藤潤二展 誘惑

  • 図画&イラストレーション

日本のホラー漫画界をけん引する伊藤潤二の大規模展示「伊藤潤二展 誘惑」が、「世田谷文学館」で開催される。 本展示は序章から4章まで区分けして構成されており、国内外で人気の伊藤作品の数々をはじめ、奇妙だがリアルな世界観を醸し出す原画や、歯科技工士から漫画家に転身した彼の生活にフォーカスした作品など、ボリューミーかつストーリー性のある内容になっている。 デビュー作であり海外でも有名な「富江」はもちろん、シリーズ漫画の「うずまき」や「死びとの恋わずらい」「首吊り気球」「伊藤潤二の猫日記 よん&むー」などの自筆原画のほか、本展描き下ろしの新作も公開する。富江の世界に連れ込まれないよう用心を。 ※10〜18時(最終入館は17時30分)/定休日は月曜(4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開館、翌日休館)/料金は1,000円、65歳以上・大学・高校生600円、小・中学生300円 関連記事 『日本ホラー漫画の鬼才、伊藤潤二の大規模原画展が初開催』

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