上野の森美術館

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上野の森美術館
上野の森美術館
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タイムアウトレビュー

上野の森にあるこの中規模なアートホールでは、ニューヨークのMoMA展やバルセロナのピカソ美術館展などの巡回展などのほか、毎年日本のアート界の若手を全面に出すVOCA展なども開催。常設展はなく、企画展を不定期に行う。

詳細

住所
東京都台東区上野公園1-2
Tokyo
アクセス
JR山手線『上野』駅(公園口)徒歩3分
営業時間
10時00分~17時00分(入館は閉館の30分前まで)

開催中

石川九楊大全

書家の石川九楊(いしかわ・きゅうよう)の書業を一堂に公開する大規模展覧会が開催。前期・後期と2つの展覧会で、全書作品2000点の中から厳選された300点の作品を展示する。 1945年、福井県に生まれた石川は、現代における書の美を追求し言葉と格闘し続けてきた。2024年6月8日(土)〜30日(日)の前期では、「【古典篇】遠くまで行くんだ」と題し、既成の書的情緒を否定・拒絶してきた石川が、古典文学に挑む。「歎異抄」「源氏物語」など、日本や中国の古典文学を題材に書かれた「書の宇宙」を感じさせる作品を鑑賞できる。 7月3日(水)〜28日(日)の後期は、「【状況篇】言葉は雨のように降り注いだ」。聖書の言葉を題材にした、2017年上野の森美術館展示で評判となった70cmx85mの超大作や若き日の代表作「エロイ・エロイ・ラマ・サバクタニ」、日本の現代詩、今回初公開の新作など、石川不変のテーマ「言葉の表現」としての作品群を紹介する。会期中は、「書は音楽」を立証する音楽会や「書は文学である」講演会なども行われる。 ※10~17時(入場は閉場の30分前まで)/休館日は7月1・2日/料金は前売り1,800円/当日2,000円、中学生以下無料

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