Do or Dive
Photograph: Courtesy of Virtual CheersDo or Dive bar in Bed-Stuy, Brooklyn

Zoom飲み用、ニューヨークの人気バーの背景写真を提供するサービス

Emma Orlow
テキスト:
Emma Orlow
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もし、あなたが我々と同じような生活を送っているなら、最近、早い時間からオンラインで飲むことが増えているだろう。ZoomやHousepartyなどのツールは、隔離生活のなかで人との距離を縮めてくれる。しかし、行きつけのバーで仲間とたわいない話をしながら飲んでいた、あの楽しい時間を完全に再現しているものではないだろう。

しかし、ヴァーチャル・チアーズ(Virtual Cheers)というサービスが、数カ月前の日常を少し取り戻すことを助けてくれるかもしれない。彼らのウェブサイトからは、Zoomのバーチャル背景用にニューヨークにある人気バーの店内写真がダウンロードできるようになっている。実際にバーに行かず、店の雰囲気だけ拝借しようとしていることに後ろめたさを感じる人への機能もある。自分の好きなバーを選んで、小規模であることが多いバーの経営や従業員をサポートするための寄付が可能だ。

現時点でヴァーチャル・チアーズに参加しているのは、ベッドスタイのドゥ・オア・ダイヴ(Do or Dive)、イーストヴィレッジのペーパー・デイジー(Paper Daisy)、ウィリアムズバーグのルージー・ルージュ(Loosie Rouge)など。2019年に「世界のベストバー50」で1位を獲得したダンテ(Dante)も含まれている。

Zoomなどのビデオチャットでバーやレストランの雰囲気を再現することは、トレンドになっているようで、ほかのネットサービスでもバーチャル背景用の画像が提供されている。宅配サービスのドアダッシュ(DoorDash)は、クラッカー・バレル(Cracker Barrel)、アンティ・アンズ(Auntie Anne's)など、提携先店鋪のバーチャル背景画像がダウンロードできるページを立ち上げた。多くの小規模経営の店が政府からの助成金を得るのに苦労している今、このページに掲載されているような大企業が経営する店のことまでは頭が回らないが、パネラ(Panera)のブレッドボウルを思い出したい場合には選択肢の一つになるだろう。

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