2月オープンの注目ヴェニュー5選

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Time Out Tokyo Editors
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タイムアウト東京が注目するニューオープンを毎月紹介。今月は、1923年に施工された銀行をリノベーションした商業施設のほか、ラッパーのRYUZOが手がける朝8時からオープンする喫茶店とバーの形態を持つ新店、「宇宙」をテーマしたアポロの工場見学など、見逃せないものばかりだ。

ケーファイブ ※2020年2月1日オープン

日本橋兜町にマイクロ複合施設ケーファイブ(K5)がオープン。建築自体もユニークで、日本国内初の銀行として1923年に竣工された歴史的な外観はそのままに、内部を丁寧にリノベーションしている。建築と空間デザインを監修したのは、スウェーデンのストックホルムを拠点に活躍する建築家パートナーシップ、CLAESSON KOIVISTO RUNEだ。

施設の地下1階から地上階には、ニューヨークのクラフトビールメーカ、ブルックリン・ブルワリー世界初のフラッグシップや、国籍に囚われない先鋭的な料理を提供するレストランなど、レストランやバーが立ち並び、地上2階から4階はブティクホテルが入居する。

また、都市と自然の対比を表現するべく、先鋭的な植栽演出集団であるYard Worksがそれぞれの空間に合わせてセレクト、アレンジした植物が館内にふんだんに配されているのも特徴的だ。

ブラッディアングル DOUGEN TONG ※2020年2月6日オープン

※写真はブラッディアングル宮益坂店のもの

渋谷の道玄坂に朝と夜で異なる顔をもつ店がオープンする。同店を手がけたのは、ジェントルマンズクラブのマダムウーや音楽バーのミツキなど、話題のヴェニューをプロデュースするRYUZOだ。同店では朝と夜の部に分かれ、喫茶店とバーとしての営業をする。 物販にも力を入れ、レコードやオリジナルグッズの販売も行っていく。

アポロ見学ライン ※2020年2月7日オープン 

明治の人気チョコレート菓子『アポロ』の見学施設が埼玉県の坂戸にオープン。「宇宙探検ツアー」をテーマにした施設では、宇宙服を着た「アポロちゃん」が迎えてくれる。見学の所要時間は90分ほど。ゲートを進むと宇宙船の内部にいるかのような見学通路が広がっており、成型から包装までアポロの製造ラインを体験することができる。

完全予約制で料金は無料。1人からでも参加できるので気軽に立ち寄ってみてほしい。

伊良コーラ総本店下落合 ※2020年2月28日オープン

世界初のクラフトコーラ専門メーカー店、伊良コーラ(いよしコーラ)が、下落合に開店する。代表を務めるのは、和漢方の職人を祖父に持つコーラ小林。祖父が開業した和漢方工房、伊良葯工(いよしやっこう)の跡地だ。

販売商品は、以前より青山のファーマーズマーケット@UNUなど都内各地に移動販売車で出店し、好評を得ていたクラフトコーラ(500円)など。開店が待ち遠しいファンも多くいるだろう。金曜から日曜のみの営業を予定している。

ブロッコ 青山店 ※2020年2月29日オープン

オーダーメイドソファブランド『ブロッコ(blocco)』の路面店が南青山にオープン。

2017年に開店したブロッコ 三鷹店に続き、1953年の創業から北海道石狩の自社工場でソファの製造を続ける沼田椅子製作所の都心エリア初出店となる。ブロッコのソファは、オーダーシステムと確かな職人技のものづくり、永久型のメンテナンスが特徴だ

店舗内装デザインは人気のソファ商品『デイニー』(DAINY)や、2018年にグッドデザイン賞を受賞したジェミニ(GEMINI)を手がける、カイチデザインの山田佳一朗と中根彩花が担当。自分だけのオリジナルソファを求める客に対応した温かな店となりそうだ。

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