1970年代の東映版スパイダーマンのドキュメンタリー番組が配信

ディズニープラスで限定配信、奇想天外な日本のテレビシリーズの謎に迫る

Kaila Imada
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Kaila Imada
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マーベル界に、日本版のスパイダーマンが存在していたことを知っているだろうか。もし知らなかったら、ディズニープラスで配信されている新しいドキュメンタリー『Marvel's 616』をチェックしてほしい。第1話では、1978年に日本で実写化された特撮テレビドラマシリーズ『スパイダーマンにスポットを当てている。

同シリーズは、マーベル・ユニバースが世界に与えた影響について迫ったドキュメンタリーだ。日本版のスパイダーマンは、『ジャパニーズ・スパイダーマン』というエピソードで紹介されている。

まず、ジャパニーズスパイダーマンは私たちが知っているスパイダーマンとは全く違うキャラクターであることに驚く。脚本も東映が独自に制作したもので、主人公はピーター・パーカーではではなく山城拓也という青年に設定されているのだ。スパイダーマンこと山城役藤堂新二(旧芸名、香山浩介)とスタントマンの古賀弘文が演じる。

パーカーとは全く違う経歴を持つオートバイレーサー。悪のエイリアンと戦うためにレオパルドンという巨大なロボットを操縦し、空飛ぶ車などオリジナル作品には描かれていないさまざまなガジェットが登場する。ドキュメンタリーでは、主人公が東京タワーに登って首都を救うという強烈なシーンも紹介されており、CG技術がなかった時代ではあるが、なかなかの見応えがある。

Japanese Spider-Man
Photo: Marvel

世界的には今まで注目を浴びることのなかった日本版スパイダーマン。どのようにして誕生したのか気になった人は、必見だ。日本版シリーズの方のエピソードも、視聴したくなる事間違いなし。 

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