観光でOMO5 東京大塚に泊まりたい5の理由

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Yukako Izumi
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2018年59日、星野リゾートの新ブランドであるOMO5 東京大塚がオープンした。低価格でありながらビジネスホテルとは一線を画し、観光客に向けたホテルとして旅行気分を上げる。東京を観光する際にOMO5を拠点とすること5つの理由からすすめたい。

 1. ホテルを起点にご近所散策ができる。

大塚というと失礼ながら地味な印象であったが、都電荒川線が走り、昔ながらの居酒屋が軒を連ね、フレンチカンカンが観られるレストランもあり…と実は見どころには事欠かないレトロでディープな街である。OMOは街全体をリゾートのように捉え、ホテルを起点に街全体を楽しむことをすすめる。

ロビーフロアにあるご近所マップを頼りに自分で散策してもいいし、「OMOレンジャー」と呼ばれるホテルのスタッフに街を案内してもらうのもよい。OMOレンジャーは、5種類のコースを提供する。大塚ビギナーがまず参加したいのは「OMOグリーン」という無料コース。大塚の歴史や見どころを教えてくれる。ほかは有料コースで、はしご酒の「OMOレッド」、昭和レトログルメの「OMOイエロー」、大塚のニューグルメの「OMOブルー」、ナイトカルチャーの「OMOパープル」があり、いずれも2時間で1,000円(飲食料などは別)。ディープな街にいきなり飛び込むのは勇気がいる上に、知らないと見逃してしまうこともあるだろう。友人のように街を案内してくれる彼らがいれば頼もしい。

 2. 素足で過ごせる。

櫓(やぐら)をイメージした客室「YAGURA Room」は、コンパクトでカジュアルながら、旅行気分がアップするようなわくわくする造り。125ある部屋はすべて19平方メートルで、定員は3人。部屋に入ると畳張りの小上がりになっており、靴を脱いで上がる。櫓の下はソファスペース、階段で上がるとベッドスペースとなっている。室内にはテレビや冷蔵庫、電気ポットなどがある。部屋に帰ったら、その日の戦利品や写真をソファで広げながらごろごろし、近所で買った食べ物をつまむなんて使い方が想像できるスペースだ。

バスタブがある風呂は、大胆な市松模様だ。シャンプーやバスタオル、ドライヤーは用意されており、部屋着の貸し出しや歯ブラシ、スキンケアグッズなどは有料となる。

3. 1日中使えるカフェがある。

街が楽しいとはいえ、旅行者にとっていつでも使える食事処がホテル内にあるというのも安心だ。館内の「OMOカフェ」は、朝7時から24時(L.O.23時)まで営業する。朝食に提供する『ヴォロヴォン』(写真、900円〜)はポッド型のパイで、シチューやサラダ、フルーツから選べる。ほかに焼きたてパンも。夜にはアルコールやおつまみもあり、ホテルに帰った後の寝る前の利用にもよさそう。

館内のスペースはほかに「OMOベース」と呼ばれるラウンジがフロント前にあり、ソファでくつろいで過ごすことができる。宿泊フロアにはランドリー施設もあり長期滞在に便利。

4. 観光しやすい立地である。

OMO5はJR山手線大塚駅から徒歩1分の場所にある。大塚から池袋までは1駅、新宿、渋谷、秋葉原がすべて20分圏内だ。10分ほど歩いた場所には丸ノ内線の新大塚駅もある。高い宿泊料でターミナル駅周辺に泊まらずとも、主要駅へのアクセスは良好だ。

5. 低価格で観光客向け。

宿泊料は17,000円〜(2人1室利用時の1人あたり)。立地や客室、サービス内容を考えれば手頃な選択である。同じ額でビジネスホテルに泊まるよりは、観光が楽しくなるようなOMO5を選ぶ方が旅気分が上がりそうだ。

『OMO5 東京大塚』の詳しい情報はこちら

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