Couple in love
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同棲していなければ性行為禁止? イギリスの新しい規制が炎上

テキスト:
Hanako Suga
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イギリス政府が新たに導入した、新型コロナウイルスによる感染防止対策の一つが「厳し過ぎる」とSNS上で話題になっている。6月5日に、ウイルスによる死亡者が4万人を超えたイギリス。政府はここ数週間で多くの封鎖措置を緩和していたが、新たに厳しい規制を加えた。

話題になっているのは、「異なる世帯の2人以上が「正当な理由」なしで屋内に集まることを禁止する」という新項目だ。集会が認められるケースは、同じ世帯に住む者同士、仕事や学校、葬儀など不要不急の場合のみで、規制に違反した場合は100ポンドの罰金が科せられる。

これを受けて「恋人とのセックスができない」とSNSが大炎上。#sexbanというハッシュタグがツイッターのトレンド入りするなどしている。また、「外での性行為ならいいのか」という声も上がっているが、屋外であっても公共の場所での性行為はもちろん禁止だ。

新たに導入された厳しい規制や、長引くロックダウン生活でのストレスや不安以外にも、国民の不満の要因はたくさんある。上級顧問が感染症状のある妻と息子を連れて長距離移動をしたことや、政府が信用する感染症のスペシャリストがロックダウン中に不倫相手と密会していたという報道が、真面目にルールを守ってきた国民の怒りを引き起こしているのだ。

規制緩和が進み夏の観光客の受け入れを決める国も出てきているが、イギリスのように慎重な対策が取られている国や感染第2波を受けて再び規制を強化する地域もある。今後も世界各地の収束状況や渡航情報を随時更新していく予定だ。

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