ついにオープン、渋谷パルコでしかできない5つのこと

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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いよいよ渋谷パルコが2019年11月22日(金)にオープンする。唯一無二の「次世代型商業施設」と銘打つように、どのフロアを訪れても驚きと発見が見つけられる「今」を体現する施設だ。ここでは、タイムアウト東京が考える、パルコでおすすめしたい5つのことを紹介する。

1. あのネオンサインを探す。

渋谷パルコの取り壊しのニュースが飛び交ったとき「もうあのサインは見れなくなる」と、思った人も多いのではないだろうか。新生パルコ建設中には、アート集団のチンポム(Chim↑Pom)がネオンサインを借用して展示に使用するなど、ファンを喜ばせてきた。

外壁への復活はなかったが、館内には渋谷パルコ パートIの外壁に設置されていたネオンサイン「P」「R」「C」の文字を現代アート作品として設置している。ここではあえて階数は書かないが、ビルを探検しながら見つけ出してほしい。「A」と「O」はどこにいったのかが気になるところだ…

2. 朝から夜まで堪能する。

はまの屋パーラー/キャンピーバー(Campy Bar!)

地下1階のレストランフロア、カオス キッチン(CHAOS KITCHEN)。ジビエと昆虫料理を提供する米とサーカスやうどん おにやんま立飲みビールボーイ、ショップではコンドマニアなど、個性的な飲食店といくつかのショップが並ぶフロアだ。

注目は、純喫茶とミックスバーを展開する、はまの屋パーラー/キャンピーバー(Campy Bar!)。商業ビルでは珍しく朝の5時まで営業しているのも魅力。ママのブルボンヌは「2丁目の出張バージョンとして、渋谷を訪れる人に気軽な気持ちで寄っていってほしい」と話していた。

ターゲットに「ノンエイジ」「ジェンダーレス」「コスモポリタン」を掲げるパルコの個性が感じられるバーだ。

3. 館内に散りばめられたアートを眺める。

パルコミュージアム

パルコ直営の、パルコミュージアム(4階)とギャラリーX(地下1階)などアートにまつわるヴェニューも多数入居する。第1弾では『AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION』を両会場で同時開催。建替工事中に設置していたアートウォールを巨大なコラージュ作品として再構築し、ユニークなフォトスポットも設置する。

ギャラリーX

オイル バイ美術手帳

そのほかにも、日本映画やアニメーション作品の英語字幕上映も計画中のミニシアターのホワイト シネクイント、3週間で展示が変わるカフェ、ショップのオイル バイ美術手帳なども見逃せない。

 第1弾のアートウィンドウには田名網敬一を起用、サイケデリックな田名網作品ががウィンドウを彩る

4. 渋谷のピカチュウにあいさつする。

タイムアウト東京英語チームのエディターが特に気に入ったのは、6階のサイバースペースシブヤ(CYBERSPACE SHIBUYA)。同フロアは、アニメやゲーム、サブカルチャーが集結したカルチャーファンの聖地を目指すフロアで、カプコン ストア(CAPCOM STORE)、任天堂 トウキョウ(Nintendo TOKYO)、ポケモンセンターシブヤ(Pokémon Center SHIBUYA)などが入居する。

ドイツ出身でエディターのタベアは、「今年の10月に期間限定でロンドンにオープンしたポケモンセンターは、連日行列ができたことが話題になりました。東京を訪れたら、ぜひパルコのポケモンセンターを覗いてほしい」「シブヤのピカチュウ(限定商品)、かわいい!」と話していた。

5. トイレのランウェイを歩く。

そして、ぜひチェックしてほしいのは、2階にあるトイレだ。「トイレ?」と思って首をかしげる人もいるかもしれないが。パルコでは「ファッションを楽しむトイレ」として、トイレに向かう通路がランウェイのように延び、パウダールームには光り輝く女優ミラーが設置されている。

そのほか、フードや音楽など新生パルコで楽しむべきことも紹介しているので、こちらもチェックして、今週末のオープンを楽しみにしてほしい。

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