驚異的なまでの身体の柔軟さで知られるジャグラー渡邉尚が、フランスのジャグリングカンパニーDefractoのギヨーム・マルティネとタッグを組んだパフォーマンスが、KAAT神奈川芸術劇場で上演される。
ジャグリングプロジェクト『頭と口』を主宰する渡邉は、MuDAなど関西のコンテンポラリーダンスカンパニーにも一時参加するなど、ジャグリングのジャンルのみには収まらない縦横無尽の活躍を続けてきた。同劇場で2016年に上演された『WHITEST』が、多くの舞台関係者に大きな衝撃をもたらしたことも記憶に新しい。
今回は、「ジャグリングと身体に対しての価値観を共有した」というマルティネとの共演が実演した。タイトルに違わない、まさに妖怪のような「ぐねんぐねん」の身体表現を目撃してほしい。